社交ダンス
体を動かすことが好きな中高年・シニア世代の趣味として注目を集めているのが、社交ダンスです。
社交ダンスの魅力
社交ダンスの魅力としては、異性とペアを組んでステップを踏み、リズムに乗って体を動かすという音楽との一体感や、人間関係の充実感があげられます。
出会いの楽しさや、ダンスを覚える楽しさ、大会などに出場して観客に注目される時の喜びや達成感、そして何よりも「華やかさや美しさ」は他の趣味にはない特徴です。
社交ダンスの種類
ひと口に社交ダンスと言っても、次のようないくつかの種類があります。
社交ダンスは、スタンダードダンス(モダンダンス)と、ラテンアメリカン(ラテンダンス)に大きく分けることができます。
■スタンダードダンス(モダンダンス)
スタンダードダンスは、音楽も踊りもヨーロッパで生まれ、ヨーロッパで発展して行ったものですが、男女がカップルを組んで向き合ったままの形で踊ります。
男性は、テールコートにホワイトタイ、女性はロングドレスの正装で、男性が女性をリードしながら踊ります。スタンダードダンスには、ワルツ、タンゴ、スロー・フォックストロット、クィックステップ、ウィンナー・ワルツの5種類があります。
■ラテンアメリカン(ラテンダンス)
ラテンアメリカンは、音楽も踊りもラテンアメリカが発祥地で、男女のカップルが組んだり離れたり、片手だけでホールドしたりと、自由な動きを楽しむダンスです。
また、回転も多く、動きも速いので、男性、女性ともに軽快な衣装で踊ります。ラテンアメリカンのダンスには、ルンバ、チャチャチャ、サンバ、バンドブレ、ジャイブの5種類があります。
社交ダンスの大会で競技が行なわれる時は、以上の10種類で競われますが、これ以外にもパーティダンスとしてブルース、ジルバ、マンボなどがあります。
社交ダンスの始め方
中高年・シニアの方にとって社交ダンスは、どうしても敷居が高いと感じてしまいがちですが、現在は全国各地に社交ダンスのサークルや教室、カルチャースクールなどがあります。
最初はそのようなところで、見学や体験レッスンを受けてみましょう。また、書店では社交ダンス関連の書籍やビデオ、DVDなどが置いてありますので、情報を気軽に入手する事ができます。
社交ダンスの基本ステップは一般的に1日あれば覚えられます。
男性がリードし、女性がフォローするという感覚も1ヶ月もあれば自然に身について来て、音楽のリズムに乗って体を動かす事が楽しくなって来ます。
自信がついて来たら、社交ダンスの衣装(男性:タキシード 女性:ドレス)を着て、生バンドの演奏をバックに、大勢の観客の前で踊ってみましょう。その時の爽快な気分と楽しさは、他の何者にも変えがたい経験となります。
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